絵写経 発祥の地
絵写経とは写経と写仏を合わせたもので、どちらも仏道修行のひとつです。
我々在家の者も、仏さまの世界観を取り入れて日常生活をする方法が色々あると豊かな人生となるのではないかと考え、作業し易いように、写す方式からなぞる方式の絵写経を製作しひろめる活動を始めました。
現在では寺社様のオリジナル絵写経をつくるお手伝いをしたり、企業様や各種団体様が使用しやすいことわざや歌詞等のものをつくったりして喜んでいただいています。
(『絵写経』は 2015 年商標登録を出願し取得。現在は 2020 年より寺社観光協会と共同使用 )
絵写経の功徳
過去の体験ですが、朝、仕事前に写経や写仏をすることから一日が始まり、『写仏の会』として寺社の集まりやイベント等で写仏を勧める活動に取り組んでいました。
誰しも人生には山あり谷あり、ただただ苦しい忍耐の日々もあります。そのような時、私たちは写経や写仏をすることで随分助けられてきました。
それらは、ひとえに『仏さまのおかげ』なのですが、毎日一定時間、集中するトキをつくり、トコロを整え、何かを繰り返す行為は頭の中の整理であったり、目標が明確になってきたり、また内省がすすんだり、ひらめきが輝いたりしてきます。そうした心の充実感を得たとき、ある日、日常が『善の循環』となっていることに気がつきました。
これは、誰もが、取り組みやすい開運の方法だと、あらためて仏道の有難さを感じます。